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ママ友は必要?ママ友づきあいのメリットデメリットとは

「ママ友と本音の付き合いができなくてしんどい」

「四六時中鳴り止まないママ友グループLINEにうんざりしてしまう」

そのように感じた経験はありませんか?

ママ友って貴重な存在ではあるのですが、その一方でなにかと気を遣ったり、距離感を計りかねてしんどい思いをしてしまうことも少なくありませんよね。ママ友関係のいざこざに巻き込まれて、「もうママ友なんていらない!」との結論に至る方も多いようです。

そもそもママ友は本当に必要なのでしょうか?

ママ友を作ることによるメリット・デメリットをご紹介するとともに、筆者の体験談についても触れたいと思います。

ママ友を作るメリット

同じ立場だから気持ちを共感しあえる

子供が生まれると、独身のときには想像もつかなかったような悩みの連続ですよね。赤ちゃんのお世話のことや発育のこと、寝ない・食べない・どうやって遊んであげればいいのかなど、悩みは尽きません。特に一人目育児ともなると、ママにとってはなにもかも初めてのことばかりで精神的に参ってしまうことも。

そんなときでも同じく子育て中のママ友となら、悩みを共有して解決策のヒントを得ることもできます。なにより「それ、わかる~~!!!」と気持ちを共感しあえるのは、同じ立場のママ友ならではです。「子ども」という共通点があるおかげで話題は尽きません。

たまには愚痴を言い合ったりしてストレス発散することで、また明日からの家事育児が頑張れそうですよね

情報収集

今度あそこで親子向けのイベントがあるよ!
駅前のベビースイミング教室はすごく良かったよ!

このように、ママ友ネットワークがあれば情報収集にも役立ちます。

近年では一般的な育児関連の情報であればネットでいくらでも情報収集することができます。ですが、地域のイベントや学校関係のお知らせ・塾や習い事情報。こうしたネットには載っていないようなニッチな情報を得るには、やはりママ友間の口コミが最強です。

ママ友がいるとなにかと心強い!それに楽しい!

「孤育て」ということばが象徴するように、ママにとって子育ては孤独との闘いでもあります。

一日の大半を家の中で子どもと過ごしていると、だんだん世間から隔絶されたように感じてしまい、気が滅入ってきますよね。「たまには大人と喋りたい!」という欲求が爆発しそうになることだってあります。

そんなときも気楽に会えるママ友がいればすごく心強いですよね。お茶でもしながら悩みを相談し合ううちに「大変なのはわたしだけじゃないんだ!」と気持ちがふわっと軽くなります。

ママ友同士でランチに行ったり遊び場へおでかけしたりといった時間も、とても充実した楽しいひとときですよね

子どものお友達づくり

我が子にはたくさんのお友達に恵まれてほしい。子を持つ親すべての願いです。

ママ同士がお友達だと、一緒に遊んだりお出かけしたりするうちに子ども同士も自然とお友達になってゆきます。年の近い子同士での遊びを通じて、社交性や世の中のルールの学びにもなればと期待できます。

ママ友と、お互いの子の成長を見守ることができるのもとても嬉しいことですよね

ママ友を作るデメリット

気が合わない人もいる

「ママ友」として出会う相手にはいろんなタイプの人がいます。中にはどうにも気の合わない人も。最初は良い人そうに見えても、何度か会ううちに「ちょっとこの人とは合わないかも…」と違和感を覚えてモヤモヤしてしまうこと、筆者もたまにあります。

あまりにも違和感が続くような相手であれば、無理に付き合うのはやめてそっとフェードアウトするのも手です。とはいえ、複数人のグループぐるみでのお付き合いの場合は、特定のママ友とだけ距離を置くというのも難しいため、なかなか複雑な問題です。

過剰に気を遣う

ママ友はあくまで子どもを介した関係。考え方や価値観も収入も学歴も、なにもかも違う。子ども以外の共通点なんてない場合がほとんどです。

相手がどんな人なのかバックグラウンドがよくわからないから、探り探りの付き合いになるので非常に気を遣わなければなりません。ちょっとした失言ひとつで徹底的に嫌われてしまう恐れもあるため、発言にも細心の注意が求められます。

自分が嫌われるだけならまだしも、子どもにもなにかあったらどうしよう、という防衛本能が働いて、過剰に警戒してしまうのもストレスの一因です。

本音が言えない

今度ホテルでランチ会しない?
いいね!行こ行こ~!!
いいね~!(金欠だしほんとは行きたくないなぁ…)

上の「気を遣う」の項とも関係してくる話ですが、あまりに気を遣うばかりに自分の本音が言えず相手に合わせてしまうなんてこともママ友づきあいでは起こりがちです。

「こんなこと言ったら引かれちゃうかも」と「嫌われたらどうしよう」という懸念から、相手の顔色をうかがうような付き合いは楽しくないですよね。お付き合いを深めていくうちに、徐々に本音をさらけ出せる関係になることができれば理想的です。

子供に向き合う時間が減る

筆者が個人的に一番のデメリットだと思ってるのがこれです。

  • 怒涛の勢いで繰り広げられるママ友グループLINEに置いてかれまいと、必死でスマホとにらめっこ。その横でひとりでポツンと遊ぶ我が子。
  • 毎日ママ友とのランチやお出かけで忙しく、子どもとのやりとりに時間が取れていない。

こんなこと、ありませんか?

ママ友づきあいにばかり躍起になって、いちばん大切な我が子とのスキンシップの時間が奪われてしまうのはとても悲しいことだなと感じます。子供が小さい時期って本当に短くて貴重なもの。我が子と過ごす一瞬一瞬が大切だからこそ、ママ友との過度な馴れ合いは避けたいですね。

おわりに

ママ友付き合いのメリット・デメリットについて、私の経験から挙げてみました。

筆者個人としては、時にはママ友関係で嫌なことをすることもあれど、ママ友たちとのつながりがあるおかげで楽しい思いをたくさんさせてもらっていますし、ママ友の存在が心の安定にもつながっています。

ママ友と上手にお付き合いしていくうえで一番大切だなと感じるもの。それは適度な距離感です。礼儀を忘れずにソツなく振る舞って、付かず離れずの良いおつきあいをしていきましょう!